850キロの装置が倒れて労働者に直撃 フォークリフトの作業計画定めず送検 彦根労基署
2019.02.12
【送検記事】
滋賀・彦根労働基準監督署は、フォークリフトを使わせる際に必要な作業計画を定めていなかったとして、製造業者と同社製造部課長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で大津地検に書類送検した。平成30年11月、労働者が死亡する労働災害が発生している。
同社は、滋賀県内の犬上工場において、労働者に重さ850キロの半導体洗浄装置をフォークリフトで運搬させる際、作業計画を定めていなかった疑い。この結果、フォークリフトが勾配のある場所を通過したときに装置が荷台から倒れ、付近で誘導作業を行っていた労働者に直撃している。
作業計画は日常的に定められていなかった。
【平成30年1月18日送検】