有所見率が6割に 全国平均を5ポイント上回る 山形労働局・29年定期検診の実施結果
2019.02.06
【監督指導動向】
山形労働局は、山形県内の事業場が平成29年に実施した定期健康診断の実施状況を取りまとめた。所定の項目のうち何らかの所見があるとされた労働者の割合は59.1%で、全国平均の54.1%を5.0ポイント上回っている。
検査項目別に有所見率をみると、血中脂質検査が37.2%で最も高い。以下、血圧20.9%、肝機能(18.6%)などと続く。
業種別の有所見率では、建設業が72.5%と高い。そのほか、運輸交通業、製造業、保健衛生業がいずれも6割前後だった。