熱中症の疑いで死亡も 和歌山労働局が警戒を呼び掛け

2016.08.04 【監督指導動向】
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 和歌山労働局は、職場での熱中症対策の呼び掛けを強化している。平成28年7月には、熱中症の疑いで死亡する災害も発生したほか、緊急搬送されるケースも相次いでいる。

 77日には、橋本労働基準監督署管内の製造業を営む事業場で、労働者が熱中症の疑いで死亡した。朝からいつもと変わらず仕事をしていたものの、休憩後に突然倒れたという。

 緊急搬送されるケースも相次いでいることから、職場での熱中症防止を強く訴えている。とくに、WBGT(暑さ指数)を活用する、休憩場所を確保する、喉の渇きを感じなくても、労働者に水分・塩分を摂取させる、熱中用予防に向けた教育を実施する――ことを実施するよう求めた。

 同労働局ホームページ上や、管内の労基署で熱中症防止策をまとめたリーフレットの配布も進めている。

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