書類送検が前年から倍増 平成30年司法処分状況 群馬労働局
2019.03.01
【監督指導動向】
群馬労働局は平成30年の司法処分状況をとりまとめ、14件を書類送検したと発表した。前年の7件から倍増している。内訳は労働基準法・最低賃金法違反が3件(前年比2件減)、労働安全衛生法違反が11件(同9件増)となっている。業種別では製造業が6件、建設業が4件、運送業が2件、その他が2件だった。
送検事例としては、正社員2人に9カ月間賃金を1円も支払わなかった事案や精肉機のスクリューに巻き込まれ労働者が右腕を切断した事案などが挙げられている。