機械止めずに調整作業 コンベヤーに巻き込まれる労災発生で送検 倉吉労基署
2019.03.06
【送検記事】
鳥取・倉吉労働基準監督署は、ベルトコンベヤーへの巻き込まれ対策を怠っていたとして、生コンクリートの製造販売業者と同社代表取締役工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で鳥取地検に書類送検した。平成30年2月、同社労働者が重傷のケガを負う労働災害が発生していた。
被災した労働者は、ベルトコンベヤーの調整作業を行っていた。水滴が付着して空回りしていたため、拭こうとしていたという。
同社は、機械の調整作業を行わせる際に、運転を停止するなどの措置を講じなかった疑い。
【平成31年2月1日送検】