労災の報告遅れて送検 2カ月遅れで提出した木造建具製造業者を送検 上田労基署

2019.04.16 【送検記事】
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 長野・上田労働基準監督署は、労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかったとして、木造建具製造業者と同社常務取締役を労働安全衛生法第100条(相談等)違反の容疑で長野地検上田支部に書類送検した。平成30年5月、同社労働者が右手第4指関節捻挫により約35日休業する労働災害が発生している。

 同社は、労災発生から約2カ月が経過してから報告を提出したという。

 被災した労働者は、卓上ボール盤を捜査中に、着用していた手袋が回転部分に巻き込まれて負傷している。

 ボール盤を使った作業を労働者に行わせる際に手袋を着用させることも同法に違反しているが、今回はそれに関しての立件は見送った。

【平成31年3月12日送検】

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