10代の派遣男性がゴミ収集車に挟まれ死亡 対策講じなかった業者を送検 八代労基署
2019.04.11
【送検記事】
熊本・八代労働基準監督署は、ゴミ収集車の後部扉と車体の間に労働者(10代・男性)が挟まれることを防ぐ安全対策を怠ったとして、土木解体業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で熊本地検八代支部に書類送検した。平成30年10月、同社の指揮命令下で働いていた派遣労働者が死亡する労働災害が発生している。
被災した労働者は八代市内の環境センターで、ゴミ収集車の車体のゴミをピットに落とし込む作業に従事していた。収集車の後部扉を停止せずに作業をさせた結果、扉と車体の間に側頭部を挟まれている。
【平成31年3月22日送検】