開口部へ囲い設けず送検 誘導作業中の労働者が墜落 大船渡労基署・建設業者を送検
2019.04.18
【送検記事】
岩手・大船渡労働基準監督署は、平成30年10月に発生した死亡労働災害に関連して、建設業者と同社現場代理人を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で盛岡地検一関支部に書類送検した。
労災は、東日本大震災復興工事の一環として行われていた岩手県陸前高田市内の橋の新設工事現場で発生した。
同社は、労働者に貨物自動車の誘導作業を行わせていた際、橋台設置のために掘削した開口部の周囲に囲いや手すりを設け、墜落を防がなかった疑い。労働者が開口部に墜落し、死亡した。
【平成31年3月27日送検】