過労死ラインを超える違法な時間外労働 運送業者を送検 武雄労基署
2019.05.13
【送検記事】
佐賀・武雄労働基準監督署は、労働者1人に過労死ラインを超える違法な時間外労働をさせたとして、運送業者と同社の専務兼運行管理者を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで佐賀地検武雄支部に書類送検した。
同社は1カ月93時間、1日8時間を限度とする36協定を締結している。専務兼運行管理者は平成30年8月の1カ月間、労働者1人に100時間を超える時間外労働をさせた。他の労働者についても100時間を超える時間外労働があったという。
同労基署によると、専務兼運行管理者は容疑について認めているという。
【平成31年4月18日送検】