屋根上での作業で手すりなど設けず 死亡労災で瓦業者を送検 久留米労基署
2019.05.24
【送検記事】
福岡・久留米労働基準監督署は、平成30年8月に福岡県朝倉市内の屋根瓦葺替え工事現場で発生した労働災害に関連して、瓦業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福岡地検に書類送検した。
同社は、労働者に個人宅の2階屋根上を作業床として高所作業を行わせる際、墜落を防ぐための手すりや囲いなどを設けなかった疑い。その結果、労働者が地上からの高さ6.05メートル付近から同2.78メートルの樹脂製波型屋根上に墜落して死亡している。
【平成31年4月2日送検】