めだつ墜落防止措置違反 建設業・年末年始監督結果 鹿児島労働局

2019.05.28 【監督指導動向】
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4割超で安衛法違反発覚

 鹿児島労働局は建設業を対象に、平成30年12月~31年1月に実施した一斉集中立入り調査の結果を取りまとめた。監督を実施した186現場のうち82現場(44.1%)において労働安全衛生法違反が発覚している。

 作業床の端や開口部などからの墜落、足場に関する措置といった「墜落・転落防止」に関する違反が92件で最も多い。関係請負人に対する指導などの「元請の統括安全衛生管理」に関する違反が31件、「建設機械等」に関する違反が19件で続く。

 足場の一部で手すりや中さん、幅木を設置せずに作業を行わせていたケースなどでは、使用停止を命じている。

 同労働局管内で30年に建設業で発生した死亡災害は4件で、うち2件は墜落・転落災害だったという。

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