1社平均535万円 賃金不払い残業の是正結果で 滋賀労働局・29年度
2019.05.31
【監督指導動向】
滋賀労働局は、平成29年度の監督指導による賃金不払い残業の是正結果を公表した。25社に対して、約1億3000万円の支払いを指導している。
是正結果は、支払総額が1社当たり100万円以上となったケースを取りまとめたもの。
是正企業した企業は前年度から8社増え25社だった。支払われた割増賃金の合計額は同7675万円増の1億3372万円で、1社当たりの平均額は535万円だった。労働者1人当たりに換算すると、平均7万円になる。
1社当たりの最高支払額は、3316万円だった。
25社を業種別にみると、製造業11社、商業5社で、3社で建設業と保健衛生業が続いた。