労災かくしで個人事業主を送検 労働者の相談で違反発覚 福岡東労基署

2019.05.28 【送検記事】
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 福岡東労働基準監督署はいわゆる労災かくしを行ったとして、個人事業主である代表者を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで福岡地検に書類送検した。

 労働災害は平成30年3月7日に、福岡市内の公立体育館の新設工事現場で起きた。被災した50歳代の男性労働者は、台車に足場板を積み上げ、二人一組で運搬する作業に従事していた。台車を走らせていたところ、床の配線に引っかかり、足場板が動き右膝に当たった。被災労働者は右膝の打撲、半月板・靭帯に損傷を負い計260日休業した。

 違反は…

【令和元年5月13日送検】

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