運送業の労災撲滅へ運動開始 2年連続増加受けて 岡山労働局

2019.06.07 【監督指導動向】
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 岡山労働局は、管内のトラック運送業の労働災害撲滅を目指した運動を始める。道路貨物運送業の労働災害は長期的に減少傾向にあったが、ここ2年続けて増加し、昨年は321人が被災。高年齢者層での墜落・転落をはじめ、腰痛、挟まれ・巻き込まれ災害が目立っている。運動の期間は今年12月31日までで、陸上貨物運送事業労働災害防止協会などの関係機関と連携して対応を強化する。事業場のパトロールや関係団体への要請、荷主への周知啓発など集中的な取組みを進めていく考えだ。災害が増えた背景には人手不足の要因もあるとみており、高年齢化や過密な作業スケジュールが続く同業界で災害発生リスクをいかに減らすことができるかが大きな課題となっている。6月18日に開くキックオフ集会で安全宣言を採択し、運動のスタートを切る。

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