派遣2日目で被災 右腕切断労災で酒造業者を書類送検 都城労基署
2019.06.11
【送検記事】
宮崎・都城労働基準監督署は、工場内における安全対策を怠ったとして、酒造業者と同社主任を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で宮崎地検都城支部に書類送検した。平成30年11月、同社に派遣されていた労働者が右腕を切断する労働災害が発生している。
被災した労働者は、同社に派遣されて2日目に被災した。焼酎の原料となる芋の運搬に使うコンベヤーの清掃作業に従事していた際、使用していたホースごと身体を巻き込まれている。
同社は、清掃作業を行わせる際に機械を止める措置を講じなかった疑い。巻き込まれ防止のために設置されていたカバーは、清掃作業を行うために一時的に外していたという。
【令和元年6月4日送検】