39事業場で違法な時間外 月100時間超のケースも 熊本労働局・平成30年度の過重労働解消キャンペーン重点監督結果

2019.06.10 【監督指導動向】
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 熊本労働局は、平成30年度の「過重労働解消キャンペーン」に実施した重点監督結果を取りまとめた。長時間労働による過労死などに関する労災請求があったり、若者の使い捨てが疑われる101事業場を対象に実施している。62.4%に当たる63事業場で、労働基準関係法令の違反が発覚した。

 それによると、違法な時間外労働が発覚したのは39事業場(38.6%)だった。1カ月当たりの時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が80時間を超えていたケースが、20事業場で発覚している。11事業場では、100時間を超えていた。

 過重労働による健康障害防止措置が未実施だったケースは7事業場、賃金不払い残業が発覚したケースは3事業場だった。

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