違反率66.7% 接客娯楽業、製造業などで高率に 高知労働局・平成30年定期監督結果
2019.08.04
【監督指導動向】
高知労働局は、平成30年に管内4つの労働基準監督署が実施した定期監督の実施結果を公表した。1275件実施し、全体の66.7%に当たる851件で労働基準関係法令の違反が発覚している。
業種別に違反率をみると、接客娯楽業86.1%、製造業77.0%、保健衛生業75.9%、運輸・交通業75.8%、商業71.6%の順に高い。
違反項目は、労働基準法関係では、「時間外・休日労働に関する協定(36協定)を締結し、労基署に届け出ていないにもかかわらず時間外労働をさせていた」などの労働時間に関する違反が188件で最も多い。割増賃金135件、労働条件明示102件が続いた。
労働安全衛生法については、足場の墜落防止措置や作業場所へ向かう通路の安全確保などの不十分さを指摘する「安全基準」が285件だった。「常時使用する労働者に1年に1回定期健康診断を実施していない」といった「健康診断」関係も193件でめだつ。
この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン
労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。
詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。