月117時間の違法残業で水道工事業者を送検 36協定締結せず 青森労働局
2019.09.04
【送検記事】
青森労働局は、労働者6人に時間外労働をさせたとして、水道工事業者と同社の代表取締役社長を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで青森地検に書類送検した。
代表取締役社長は平成28年9~10月の2カ月間、36協定を締結・届出せず、労働者6人に違法な時間外労働をさせた。時間外労働は最長の者で月117時間に上る。
残業代の支払い有無、長時間労働による健康障害の発生、送検前の行政指導、違反発覚の経緯について、同労働局はすべて「答えられない」としている。
【令和元年8月13日送検】