違反率は76.6% 平成30年度の過重労働解消キャンペーン・重点監督結果 北海道労働局
2019.09.04
【監督指導動向】
北海道労働局は、平成30年11月の「過重労働解消キャンペーン」において実施した重点監督の結果を公表した。長時間労働による過労死等に関する労災請求があった事業場など145件実施し、111件で労働基準関係法令違反がみつかっている(違反率76.6%)
違反のみつかった事業場のなかで、違法な時間外労働が発覚したのは74件だった。このうち、1カ月の時間外・休日労働実績の最も長い労働者の時間数が80時間を超えるケースは34事業場に上る。
このほか、賃金不払い残業が25事業場、過重労働による健康障害防止措置の未実施が19事業場で発覚した。