産廃業 機械停止せず作業させて送検 左手首から先を切断 長野労基署
2019.10.02
【送検記事】
長野労働基準監督署は、平成30年6月に発生した労働災害に関連して、産業廃棄物処理業者と同社工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で長野地検に書類送検した。同社労働者が左手の手首から先を切断する労災が発生している。
被災した労働者は、ベルトコンベヤーのローラー部分に付着したゴミを除去しようと、回転中のローラーにヘラを当てた際に、ローラーとベルトの間に左手を巻き込まれている。
同社は、労働者に清掃作業を行わせる際、身体の一部を巻き込まれる恐れがあったにもかかわらず、機械の運転を停止しないまま作業を行わせた疑い。
【令和元年9月11日送検】