1カ月144時間の残業で書類送検 36協定の延長時間守らなかった森林組合を 鰍沢労基署
2019.10.02
【送検記事】
山梨・鰍沢労働基準監督署は、時間外・休日労働に関する労使協定(36協定)で定める延長時間を超えて違法な残業を行わせたとして、森林組合と同社管理職を労働基準法第32条(労働時間)違反の容疑で甲府地検に書類送検した。
同組合は平成31年3月~令和元年5月、36協定で定めた1日3時間、1カ月80時間の延長時間を超えて、労働者1人に対して1カ月で最大144時間45分の残業を行わせていた。同労基署からの複数回の是正指導に応じていなかった。
同労基署によると、人手不足や業務の偏りが長時間労働の原因になっていたという。
【令和元年9月11日送検】