技能実習実施事業場 違反率68.1% 安全基準関係で不備めだつ 広島労働局・平成30年監督結果
2019.10.02
【監督指導動向】
広島労働局は、外国人技能実習生を雇用する事業場へ平成30年に行った監督結果を公表した。549事業場を対象に実施し、374事業場で労働基準関係法令違反が発覚している。
違反率は28年以降、71.7%、69.0%、68.1%と推移している。
主な違反内容をみると、設備や作業方法に関する「安全基準」が136事業場で最も多い。以下、労働時間(102事業場)、衛生基準(48事業場)、労働条件の明示、就業規則(ともに45事業場)などと続く。