運輸業への監督結果 84%で労働基準関係法違反 北海道労働局・平成30年
2019.10.16
【監督指導動向】
北海道労働局は、トラック、バス、タクシーなどの自動車運転者を使用する事業場に対して平成30年に実施した監督指導結果を公表した。臨検した214事業場のうち、84.1%に当たる180事業場で労働基準関係法令違反が発覚している。
主な違反事項は、労働時間(115件)、割増賃金(61件)、休日(15件)となっている。
併せて、改善基準告示に関する違反状況も明らかにした。142事業場で違反が発覚しており、項目では最大拘束時間に関するものが89件で最も多かった。