【今週の労務書】『人的資源管理論 理論と制度(第3版)』

2019.10.12 【書評】
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人事部機能の理解に

 本書は、平成29年に労働新聞の連載コラム「ぶれい考」を担当し、現在の人事労務管理の課題などに言及した著者が、人的資源管理の理論と制度について解説したもの。人事部門の役割などが理解できるため、企業の新任人事担当者に適している。

 本書では、人的資源管理の領域として、募集・採用、配置・異動・昇進、人事考課、退職、賃金・労働時間、教育訓練、福利厚生などを提示。そのうえで、募集から入社3年までの初期キャリア管理や、異動・昇進管理、定年制・雇用調整などの退職管理、賃金・労働時間、人事考課の現状について、詳しく解説している。各章末では、著者が担当した「ぶれい考」から数点を転載。解消されない長時間残業や人事改革の失敗などについて問題提起した。

(八代充史著、中央経済社刊、TEL:03-3293-3371、2500円+税)

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令和元年10月14日第3228号16面 掲載
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