80時間超の残業が60事業場で発覚 法違反率は77% 鹿児島労働局 平成30年度・過重労働監督結果
2019.11.24
【監督指導動向】
鹿児島労働局は、長時間労働が疑われる事業場を対象に平成30年度に実施した監督結果を公表した。対象218事業場のうち77.1%に当たる168事業場で労働基準法等に関する法令違反が発覚し、是正指導を行っている。
違法な時間外労働は104事業場で判明した。このうち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が1カ月80時間を超えていたのは60事業場だった。
21事業場で賃金不払い残業が、34事業場で過重労働による健康障害防止措置の未実施が発覚している。