36協定結ばず 1カ月72時間の違法残業で送検 都留労基署
2019.12.02
【送検記事】
山梨・都留労働基準監督署は、月間72時間の違法な時間外労働を行わせたとして、金属加工業者と同社代表取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反の容疑で甲府地検に書類送検した。
同社は平成29年10~12月、時間外・休日労働に関する労使協定(36協定)を結ばずに、労働者2人に対して違法な時間外労働を行わせた疑い。1カ月当たりの最長残業時間は72時間だった。
36協定を締結していなかった理由、捜査の端緒、立件対象者が行っていた業務――などについて、同労基署は明らかにしていない。
【令和元年10月25日送検】