フォークリフトを用途外使用 フォークに乗せた労働者が墜落、長期休業 留萌労基署・水産加工業者を送検
2019.12.16
【送検記事】
北海道・留萌労働基準監督署は、フォークリフトを主たる用途以外で使用させたとして、水産物加工業者と同社生産管理部長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で旭川地検に書類送検した。平成31年4月、同社労働者が長期休業を余儀なくされる労働災害が発生している。
労災は、同社倉庫内で発生した。高さ5.5メートルの天井裏に置いてあった不要物を撤去させる作業を行わせる際、フォークリフトのフォーク上のパレットに労働者を乗せて昇降させていた疑い。
その後、パレットを容器に変えて作業を続けた結果、地上からの高さ4メートル付近から労働者が容器ごと墜落している。
【令和元年11月11日送検】