労働者の告訴で違反発覚 残業代支払わなかった飲食店を送検 浜松労基署
2019.12.28
【送検記事】
静岡・浜松労働基準監督署は4人の労働者に残業代を全く支払わなかったとして、飲食店運営業者と同社の代表取締役を労働基準法第37条(時間外、休日及び深夜の割増賃金)違反の疑いで静岡地検浜松支部に書類送検した。
同社は静岡県浜松市内の繁華街で複数の飲食店を運営している。代表取締役は労働者4人に対して、平成29年2月~30年9月分の時間外・休日・深夜割増賃金を支払わなかった。不払い総額は115万円に上る。時間外・深夜・休日労働を恒常的に行わせていたが、その間の賃金を一切支払っていなかったという。
違反は労働者から令和元年4月に告訴があり発覚した。同社は現在事実上事業活動を停止している。
【令和元年12月11日送検】