違反率68% 木造建築工事現場への監督結果 秋田労働局・令和元年
2020.02.06
【監督指導動向】
秋田労働局は、令和元年7月に木造建築工事現場に対して実施した監督結果を公表した。臨検は125事業場を対象に行い、このうち労働安全衛生法違反が85事業場で発覚している。違反率は68.0%。
主な違反内容では、墜落防止に関するものが69事業場で最も多く、元請の現場管理(下請指導など)に関するものが21事業場で続いた。作業主任者の氏名などの周知は15事業場、安全装置などの有効保持は5事業場だった。
とくに危険度が高い機械設備や作業場所に対して、機械の使用停止や作業場所への立入禁止などの行政処分を行った件数は22事業場で、墜落防止措置に関するものが20事業場を占めている。