誘導員配置せず死亡労災 運輸業者を書類送検 北九州西労基署
2020.02.26
【送検記事】
福岡・北九州西労働基準監督署は、令和元年12月3日に発生した死亡労働災害に関連して、運輸業者と同社取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福岡地検小倉支部に書類送検した。
労災は、同社敷地内の整備工場で発生した。死亡した労働者とは別の労働者が、車検整備を終えたトレーラーを依頼主まで運送するためにトラクターをバックさせて接続しようとしたところ、トラクター後方にいた労働者が轢かれている。
同社は労働者とトレーラーが接触しないように誘導員を配置しなかった疑い。同労基署によると、誘導員は日常的に配置していなかったという。
【令和2年2月7日送検】