坂道でブレーキをかけず 貨物自動車の逸走で19歳労働者が死亡 金沢労基署・造園業者を送検
2020.03.04
【送検記事】
石川・金沢労働基準監督署は、令和元年7月に発生した死亡労働災害に関連して、造園業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で金沢地検に書類送検した。
労災は、同社が請け負っていた金沢市内の市道上の除草工事現場付近で発生した。現場は坂道だった。
同社は、労働者が貨物自動車の運転位置から離れる際に、原動機を止め、かつブレーキを確実にかけるなどの逸走防止措置を講じさせなかった疑い。
結果、同社の19歳男性労働者が逸走した貨物自動車に轢かれている。
【令和2年2月3日送検】