徳島の弁当販売会社を送検 有効な36協定なく 1カ月172時間残業 鳴門労基署

2020.03.23 【送検記事】
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 徳島・鳴門労働基準監督署は、適法な36協定の届け出なく時間外労働を行わせたとして、食料品販売業者と同社専務取締役(50歳女性)を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで徳島地検に書類送検した。

 同社は県内で弁当販売をしているほか、飲食店を2件運営している。飲食店の一つである食堂で働く労働者1人に対し、36協定の労働者代表が適正に選任されていないまま違法な時間外労働をさせた疑い。最長で1カ月157時間の時間外労働をさせた。休日は法定どおり確保できていたが、休憩時間が十分に取れていないこともあった。

 違反は定期監督のなかで発覚した。

【令和2年1月20日送検】

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