新型コロナウイルス 休業や助成金関係で相談めだつ 兵庫労働局が集計
2020.03.24
【監督指導動向】
兵庫労働局は、「新型コロナ感染症の影響による特別労働相談窓口」における相談状況を取りまとめた。休業や雇用調整助成金に関する相談がめだっている。
窓口は令和元年2月14日に開設しており、集計データは同月末時点のもの。
相談者110人の内訳は、事業主74人、社会保険労務士15人、労働者13人などとなっている。業種別では、製造業26件、道路旅客運送業12件、医療・福祉10件の順に多い。
相談内容をみると、休業が44件で最も多く、雇用調整助成金が27件で続いた。以下、安全衛生10件、休暇6件、解雇・雇い止め5件――などと続く。