是正指導も改善せず 労働者5人に長時間労働行わせる 旅館業者を送検 西宮労基署
2020.05.08
【送検記事】
兵庫・西宮労働基準監督署は、違法な時間外労働を行わせたとして、旅館業者と同社の総務部長を、労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで神戸地検に書類送検した。
同社は令和元年6~9月、フロントやレストランで働く労働者5人に対し、36協定(時間外・休日労働に関する労使協定)を超えて時間外労働を行わせた疑い。36協定は1カ月90時間で締結していた。最長の者で、1カ月124時間45分の時間外労働を行わせていた。
同労基署によると、「以前から行政指導を行っていたが、改善に至らなかったため書類送検した」としている。
【令和2年3月23日送検】