労働者が伐木中に頚椎骨折 労災かくしで林業者を送検 宮古労基署
2020.06.10
【送検記事】
岩手・宮古労働基準監督署は、労働者が頚椎骨折を負う労働災害が起きたにもかかわらず、いわゆる労災かくしを図ったとして、林業者と同社代表取締役を、労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで盛岡地検宮古支部に書類送検した。
労災は令和元年10月11日、岩手県宮古市の伐採現場で発生した。労働者が伐木作業中、伐木した木から枯れ木のような物体が落下し、労働者に接触した。
労働者は頚椎を骨折し4日以上休業したにもかかわらず、同社は労働者死傷病報告書を提出しなかった疑い。
【令和2年5月11日送検】