運転開始の合図を行わせず 死亡労災で書類送検 室蘭労基署
2020.06.03
【送検記事】
北海道・室蘭労働基準監督署は、平成30年3月に発生した死亡労働災害に関連して、鉄鋼業者と同社室蘭支店の作業長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で札幌地検室蘭支部に書類送検した。機械の運転開始に関する合図を行わせなかった疑い。
労災は、労働者にセメント原料破砕設備を運転させた際に発生している。合図なく運転が開始された機械に、労働者が巻き込まれていた。
【令和2年3月17日送検】