労災の死者数17人 前年から16人減少 静岡労働局・平成31年集計
2020.06.17
【監督指導動向】
労働災害による死亡者数が16人減――静岡労働局がまとめた平成31年(令和元年)の労働災害発生状況で、こんな結果が明らかになった。
それによると、死亡者数は17人で前年33人から大幅に減少している。業種別にみると、製造業5人(前年比2人減)、建設業4人(同7人減)などとなっている。
一方、休業4日以上の死傷者数は4454人で、前年比25人増とほぼ横ばいだった。製造業が1429人(前年比5人減)で最も多く、商業が627人(24人増)で続く。
事故の型別では、死亡者では墜落・転落が4人で最多。死傷者は転倒が1049人で、707人の墜落・転落を大きく引き離している。