「合図」を周知せず書類送検 林業で死亡労災 函館労基署
2020.07.01
【送検記事】
北海道・函館労働基準監督署は、平成31年3月に発生した死亡労働災害に関連して、森林組合と同法人業務課長を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で函館地検に書類送検した。
同法人は、労働者に立木の伐木作業を行わせる際、伐倒に関する一定の合図を関係労働者に周知していなかった疑い。さらに、労働者に合図を行わせず、他の労働者が退避したことを確認させずに伐倒をさせていた。
その結果、労働者が伐倒した立木が他の労働者の頭部に激突している。
【令和2年5月14日送検】