45.6%で違法残業 1カ月100時間超は7事業場で 過重労働解消キャンペーン重点監督結果 大分労働局・令和元年度
2020.06.30
【監督指導動向】
大分労働局は、令和元年11月に実施した「過重労働解消キャンペーン」における重点監督の結果を公表した。監督指導を行った125事業場のうち、57事業場(45.6%)で違法な時間外・休日労働が発覚している。
57事業場のうち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が1カ月80時間を超えるケースは11事業場だった。このうち、100時間を超えていたのは7事業場だった。
賃金不払い残業は9事業場、過重労働による健康障害防止措置の未実施は30事業場で明らかになっている。
重点監督は、1カ月80時間以上の時間外・休日労働が考えられたり、若者の使い捨てが疑われる事業場などに実施したもの。