定格荷重超過で送検 クレーン2基で吊り上げたタンクが労働者に直撃 尼崎労基署
2020.08.05
【送検記事】
兵庫・尼崎労働基準監督署は、令和2年2月に発生した労働災害に関連して、タンク製造・設置工事業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で神戸地検に書類送検した。労働者にクレーンを使用させる際、定格荷重を超過させて使わせた疑い。
労災は、同社工場で行っていた溶接作業中に発生している。溶接箇所を変えるため、クレーン2基で約10トンの金属製タンクを吊り上げたところ、タンクが労働者に激突している。
クレーンの定格荷重はそれぞれ2トンと5トンだった。
【令和2年6月18日送検】