スレート屋根での墜落防止措置を怠り送検 千葉労基署

2020.09.02 【送検記事】
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 千葉労働基準監督署は、スレート屋根上の作業における危険防止措置を講じなかったとして、建築・屋根工事業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで千葉地検に書類送検した。58歳の男性労働者がスレート屋根を踏み抜き墜落死する労働災害が発生している。

 労災は平成30年8月5日に、千葉県市原市内にある工場のスレート屋根修繕工事現場で起きた。屋根上で労働者が鉄板を敷く作業をしていた際、スレート屋根を踏み抜き、約10メートル下の床に墜落。労働者は救急搬送されたが、脳挫傷により同日死亡が確認された。

 労働安全衛生法では、…

【令和2年7月7日送検】

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