事業場ごとの36協定締結を怠り 月100時間残業 名古屋南労基署
2020.10.12
【送検記事】
愛知・名古屋南労働基準監督署は、36協定(時間外・休日労働に関する協定)を届け出ずに違法な時間外労働を行わせたとして、青果加工業者と同社専務取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで名古屋地検に書類送検した。企業全体では36協定を締結していたが、事業場ごとの締結を怠っていた。
同社は平成30年9月中旬~10月初旬の3週間、労働者1人に対して違法な時間外労働を行わせた疑い。時間外労働は最長で月100時間を超えていた。
同労基署によると、現在は事業場ごとに36協定を締結しているという。
【令和2年9月4日送検】