違反率は79.5% 接客娯楽業では9割超え 令和元年の監督結果 沖縄労働局
2020.11.11
【監督指導動向】
沖縄労働局は、令和元年(平成31年)に実施した定期監督指導結果について取りまとめた。1990事業場に立ち入り、1582事業場で労働基準法関係の法令違反が発覚している。違反率は79.5%。
違反率を業種別にみると、接客娯楽業90.8%、商業86.6%、運輸交通業81.3%などとなっている。
条文別では、労働時間に関する労働基準法第32条が21.4%、割増賃金に関係する同法第37条が17.4%とめだつ。健康診断(労働安全衛生法第66条)関係も10.1%と少なくない。