26.2%で違法残業 労基法違反は6割弱 福島労働局 長時間労働監督結果 元年度
2020.11.23
【監督指導動向】
福島労働局は、長時間労働が疑われる事業場を対象とした、令和元年度の監督指導結果を公表した。736事業場に対して指導を行い、26.2%に当たる193事業場で違法な時間外労働が発覚している。
このうち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が1カ月80時間を超えていたのは94事業場(48.7%)だった。賃金不払い残業は56事業場、過重労働による健康障害防止措置の未実施は98事業場で発覚している。
また、736事業場のうち、労働基準関係法令違反が発覚した事業場は、58.2%に当たる428事業場だった。