労働時間関係の違反めだつ 神奈川労働局 運輸業・監督結果 元年集計
2020.12.02
【監督指導動向】
違反率 労基法83%、改善基準告示54%
神奈川労働局は、自動車運転者を使用する事業場に対して令和元年(平成31年)に実施した監督指導結果を公表した。171事業場に立ち入り、142事業場(83.0%)で労働基準関係法令に関する違反が発覚している。
業種別に違反率をみると、ハイヤー・タクシー87.5%、トラック82.6%、バス81.8%となっている。
主な違反事項は、労働時間が58.5%で最も高い。割増賃金の支払いが29.8%で続いている。
改善基準告示に関しては、全体の53.8%で違反が発覚していた。