賃金台帳などに関して虚偽陳述 畜産業者を書類送検 釧路労基署
2020.12.14
【送検記事】
北海道・釧路労働基準監督署は、労働基準監督官の尋問に対して虚偽の陳述を行ったとして、畜産業者と同社代表取締役を労働基準法第101条(労働基準監督官の権限)違反の疑いで釧路地検に書類送検した。
同社は、令和元年10月10日に同労基署が臨検した際に虚偽陳述をした疑い。同労基署によると、「賃金台帳やタイムカード、就業規則に関する書類があるか」との質問に対して虚偽の返答をしたという。虚偽の内容や、捜査の端緒については明らかにしていない。
同条での立件では、同法第32条(労働時間)などと併せて行われるケースが少なくないが、今回のケースではあくまでも同法第101条単独での送検となっている。
【令和2年10月21日送検】