長時間労働監督結果 5割超で違法残業 香川労働局・令和元年度
2020.12.09
【監督指導動向】
香川労働局は、長時間労働が疑われる事業場を対象とした、令和元年度の監督指導結果を公表した。264事業場に対して指導を行い、53.0%に当たる140事業場で違法な時間外労働が発覚している。
このうち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が1カ月80時間を超えていたのは41事業場(29.3%)だった。賃金不払い残業は28事業場、過重労働による健康障害防止措置の未実施は56事業場で発覚している。
労働時間の把握が不適正であるとして指導したケースは、41事業場だった。