スレート屋根を踏み抜き墜落 歩み板など設けず送検 多治見労基署
2021.01.16
【送検記事】
岐阜・多治見労働基準監督署は、墜落防止措置を講じなかったとして、屋根工事業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)の疑いで岐阜地検多治見支部に書類送検した。労働者が頸部を負傷して4カ月休養する労働災害が発生している。
労災は、令和2年3月に土岐市内で発生した。スレート屋根葺き替え工事現場に置いて、被災した労働者がスレート屋根を踏み抜き、7.1メートル下の床面に墜落している。
同社は労働者に高所で作業させる際、幅30センチ以上の歩み板を設け、防網を張るなどの対策を怠った疑い。
【令和2年11月13日送検】