「受け口」作らせずに伐木 死亡労災で書類送検 名寄労基署
2021.01.13
【送検記事】
北海道・名寄労働基準監督署は、令和2年5月に発生した死亡労働災害に関連して、建設業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で旭川地検名寄支部に書類送検した。伐木作業時に危険防止措置を講じなかった疑い。
同社は紋別市内の防風林において、労働者に胸高直径20センチメートル以上の立木の伐木作業を行わせる際、伐根直系の4分の1以上の深さの「受け口」を作らせていなかった。その結果、労働者に立木が激突している。
【令和2年11月10日送検】