ひのみやぐら

2024.12.10 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】いつの時代も人間尊重が基本

 中災防が提唱するゼロ災運動が昨年50周年を迎えた。今後の運動の発展と拡大のために「ゼロ災害全員参加運動推進要綱」を新たに策定している。  同要綱では、今までと変わりなく「ゼロ災害」「ゼロ疾病」を目指すことを提唱しているが、さらにその先にある「健康づくり」「働きがい」という職場づくり、人づくりに必要な視点に着目したのが特徴だ。皆が健康で生……[続きを読む]

2024.11.26 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】年末は「普段と違う」を意識

 12月になり、何かと気忙しい時季に入った。納期や休暇の関係でスケジュールがタイトになりがちなうえ、整備・点検などの非定常作業や大掃除など普段行わない作業が増えてくる。健康面では、寒さによる冷えや忘年会などで飲食の機会も多くなり、体調に影響してくる。  職業生活を送っていると、毎日をリズムのような感覚で仕事に取り組んでいく面があるが、イレ……[続きを読む]

2024.11.12 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】運転者の健康起因事故を防ぐ

 国土交通省の調査によると、バス、タクシー、トラックなど事業用自動車の健康起因事故が近年増えているそうだ。健康起因事故とは、脳・心臓疾患や体調不良により、運転操作に問題を起こし、交通事故などを起こしてしまうことをいう。今後、年末繁忙期を迎え、業務量や交通量が増える。事業者は、リスク回避へ対策を図っておきたい。  とくにトラック運転者は、脳……[続きを読む]

2024.10.29 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】体力の維持へ筋トレはいかが

 高年齢労働者の災害に多い転倒災害や腰痛を防ぐには、まずは段差をなくす、手すりを設置する、「見える化」を図るなどのハード面での改善が重要になる。次いで、不自然な姿勢にならないための作業方法の改善、適正な配置や適度な休憩・休日の配慮などソフト面の対策となる。  さらに大切なのは、高年齢労働者自身が自分の健康を維持するために努力し、積極的に取……[続きを読む]

2024.10.10 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】災害事例は自分に置き換えて

 安全衛生活動のなかでも災害事例を学ぶことが重要なのはいうまでもない。災害事例を勉強することで、被災パターンなどの原理原則が分かるようになり、自分の経験として生かすことができ、発生の未然防止に役立つ。  また、労働災害が多発していた高度経済成長期のような時代ならば、身の回りで起きた事故を自分のことのように捉えることもできたかもしれないが、……[続きを読む]

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